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090804 8月4日は84はちよん会議 参加者募集!(090730up)

~84プロジェクト~
http://kochi-84project.jp/index.html

高知県の森林率は84%
ニッポンイチだそうです。
この森を「CO2を吸収する巨大なマシン」と
考えたらどうでしょう。
アタマのスイッチを入れかえるだけで
明るいビジョンが開けます。
赤字だった山は,新しい価値を持った
グリーンの山に変わります。
天から授かった無料の財産「84」はちよんを
豊かな数字としてとらえなおし、
グリーン産業、グリーン観光を起こす!
46番目の国から
「あたらしいユタカサのスイッチ」を
入れ直すのです。

~84会議~
日本一を誇る高知県の森林面積率「84%」をブランド化する試み「84はちよんプロジェクト」の皮切りとなる84会議が8月4日開催されます。
提唱者でデザイナーの梅原真さんとプロジェクトに共鳴する人たちが結集してディスカッションや具体的提案を行い、高知県の将来をデザインします。

ところ 高知県立牧野植物園
本館 映像ホール
と き 2009年8月4日(火)
午後1:00~4:00
入場料 500円(牧野植物園入園料を含む)
お問い合わせ
住民株式会社 84プロジェクト(任意団体)
〒781-8132 高知市一宮東町3丁目8-2
TEL&FAX: 088-855-3984
E-mail: tarotti@ksf.biglobe.ne.jp

84会議では梅原さんがプロジェクトのコンセプトを語り、環境問題や町おこしにかかわる有識者らがプロジェクトの意義や具体案を語り合います。
パネリスト
栗田圭子さん(茶農家)
神田 優さん(NPO法人黒潮実感センター)
松田高政さん(こうち暮らしの楽校)
川村純史さん(大川村・木星会)
コーディネーター
兼松方彦さん(環境活動支援センターえこらぼ)

ゲスト
吉本哲郎さん(地元学ネットワーク主宰)

是非多くの方にご参加いただき、84で高知を元気にしましょう!!

投稿: Kanda /2009年 07月 30日 08時 23分

2009年3月8日「サンゴの海の保全を考える:黒潮圏のフィールドから」シンポ開催(2009.2.20up)

2009年3月8日上記テーマで高知大学の公開シンポジウムが開催されます。
皆さんぜひお越し下さい。
詳細は高知大学の下記URLをご覧下さい。
http://www.kochi-u.ac.jp/JA/event/090308kurosio_sympo.html

投稿: Kanda /2009年 02月 20日 17時 59分

2009年1月29日 浄化槽シンポジウム高知県 開催のお知らせ(2009.1.26UP)

下記シンポジウムが開催されるにあたり、環境省からの開催要項を添付します。

平成20年度浄化槽シンポジウム高知(一般編)

1.主 催 環境省

2.協 力 高知県

3.開催日時・会場
(1)日 時:平成21年1月29日(木)13:00~16:00

(2)会 場:高知県立県民文化ホール・グリーンホール
(高知市本町4-3-30)
*入場無料

4.次 第
(1)開会挨拶 13:00~13:15
環境省浄化槽推進室長 川上 毅
高知県土木部長    石井 一生
高知市長       岡﨑 誠也

(2)基調講演 13:15~14:15
社団法人海外環境協力センター専務理事   片山  徹
「地域の水を育てる心と技」
-浄化槽は未来技術のすぐれもの-

(3)休 憩  14:15~14:30

(4)報 告  14:30~14:45
環境省浄化槽推進室長   川上 毅
「浄化槽行政の最近の動向について」

(5)パネルディスカッション 14:45~15:55
・テーマ「これからの汚水処理対策と浄化槽」
・コーディネーター
フリーアナウンサー、環境ジャーナリスト 富永 秀一
・パネリスト(五十音順)
特定非営利活動法人黒潮実感センター長 神田 優
くらしを見つめる会 田岡 真由美
高知大学農学部准教授 藤原 拓

(6)閉 会
*時間配分については、変更する場合があります。

更新: Kanda /2009年 01月 26日 18時 05分

2009年1月31日~2月1日 えこらぼ文化祭開催(2009.1.14up)

高知県の「環境活動支援センターえこらぼ」では1月31日~2月1日にかけて、2009年えこらぼの文化祭を開催します。
1/31は「いきものみっけシンポジウム~生物多様性から見た地球温暖化~」を開催します。
地球温暖化は、高知県の生き物たちにどんな影響を与えているのでしょうか?
当日は二つの講演が行われます。

講演1 高知の気候から見た地球温暖化
講師:武市 智さん(高知県地球温暖化防止活動推進員・元高知地方気象台次長)

講演2 海洋生物から見た海の中の環境変化
講師:神田 優さん(NPO法人黒潮実感センター長)

と き:1月31日(土)13:30~15:30
ところ:こうち男女共同参画センター「ソーレ」3F大会議室
定 員:100名
参加料:無料
託児所:あり(但し託児を希望される方は1/23(金)までに高知県地球温暖化防止活動推進センターTEL:088-822-5554までお申し込み下さい)

2月1日は地球温暖化防止フォーラムが開催されます。

北極大変動 ホッキョクグマがいなくなる日
北極大変動 ホッキョクグマがいなくなる日

講演:北極大変動 ホッキョクグマがいなくなる日
講師:柴崎 壮さん(NHK制作局科学・環境番組部ディレクター)
と き:2月1日(日)13:30~15:00
ところ:こうち男女共同参画センター「ソーレ」3F大会議室
定 員:200名
参加料:無料
託児所:あり(但し託児を希望される方は1/26(月)までに環境活動支援センターえこらぼ TEL:088-802-2201までお申し込み下さい)

詳しくはえこらぼHPをご覧下さい。
http://ecolabo-kochi.jp/
関心のある多数の方のご参加をお待ちしています。

更新: Kanda /2009年 01月 14日 09時 09分

2008年10月17日東京サンゴカフェで話題提供。(2008.10.07up)

下記の催しがあります。
関心のある方のご参加をお待ちしています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第11回東京サンゴカフェ
「柏島 奇跡の海は今」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

国際サンゴ礁年開始と共に月1回のペースで実施してきた東京サンゴ
カフェもいよいよ11回目!今回は、ダイバーに絶大な人気を誇る柏島の
海に惚れ込み、「里海」として持続可能な地域づくりに取り組む黒潮実
感センターのセンター長である神田優さんの登場です。

1,000種類もの魚が棲む柏島の海は、まさに奇跡と言っても過言では
ありません。豊かな海に支えられた魚達の生態を、神田さんは研究者と
してどのような視点で語ってくださるでしょうか?

また、かつて美しいサンゴ群集を誇った柏島の海は、いったい今どう
なっているのでしょうか?長年柏島の海を「持続可能な里海としたい」
と見続けてきた神田さんの想いを、ぜひ受け取ってください。

□日時  :2008年10月17日(金) 19:15-20:30

□場所  :環境パートナーシップオフィス(EPO)内 エポ会議室
(東京都神宮前5-53-67コスモス青山B2F)
※表参道駅B2出口より徒歩5分、渋谷駅東口から徒歩10分
http://www.geic.or.jp/geic/intro/epo_map.pdf

□主催  :国際サンゴ礁年2008 環境教育ワーキンググループ

□講師  :神田 優 (NPO法人黒潮実感センター センター長)

□対象  :広く一般からサンゴ礁関係者まで

□定員  :30名

□参加方法:先着順・事前申込制(定員に余裕がある場合、当日受付有)

□参加費 :300円

□持ち物 :お茶を飲むためのマイカップ持参、
サンゴ関係のおすすめの本や情報提供など
サンゴ染めに使用したい、白いTシャツやハンカチ
(※当日有償でお分けする物も用意しておきます。)

★☆申込方法☆★
以下の必要事項を記入の上、リードクライム株式会社(担当:西)
までメール(toi-awase@leadclimb.co.jp)でお申し込みください。

【お申し込みの際の必要事項】
・メール件名=第11回東京サンゴカフェ申込

=以下をメール本文にご記入ください=
・お名前(ふりがな) ※必ず「ふりがな」も教えてください
・電話番号(緊急用なのでできれば携帯)
・メールアドレス
・ご所属(活動している団体名)
・サンゴ礁とあなたの関係(サンゴカフェ初参加の方のみ)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

更新: Kanda /2008年 10月 07日 18時 27分

2008年9月27日 日本植物学会公開講演会のお知らせ(2008.09.25up)

日本植物学会第72回大会(高知)公開講演会(入場無料)

「黒潮に育まれた高知の自然と生物」

日 時:2008年9月27日(土)13時00分 ~ 16時10分
場 所:高知大学共通教育棟 212 講義室(A会場)

司会:松井 透(高知大学理学部)
プログラム
はじめに 大会会長 奥田 一雄
13:05 -13:30    高知の植物 -牧野博士の愛した草花
藤川 和美((財)高知県牧野記念財団 高知県立牧野植物園)
13:30 -13:55    土佐湾周辺の海藻植生の変遷~“プロジェクトM”の中間報告
平岡 雅規(高知大学海洋生物研究教育施設),田井野 清也(高知県水産試験場),田中 幸記((財)黒潮生物研究財団 黒潮生物研究所)

14:00 -14:25    高知県の哺乳・鳥・爬虫・両生類雑記
谷地森 秀二(四国自然史科学研究センター)
14:25 -14:50    浦戸湾の動物たち
町田 吉彦(高知大学理学部)
14:50 -15:15    高知(四国)の造礁サンゴの特性と人工増殖の取組
岩瀬 文人((財)黒潮生物研究財団 黒潮生物研究所)

15:20 -15:45    高知県西南端の島・柏島~海の中の森づくり~
神田 優(特定非営利活動法人 黒潮実感センター)
15:45 -16:10    高知の自然を生かしたこれからの地域社会の方向
高橋 正征(東京大学名誉教授,高知大学名誉教授)

神田も発表します。
関心のある方のご参加をお待ちしています。

ポスター
ポスター
更新: Kanda /2008年 10月 04日 09時 44分

2008年10月13日高知工科大学「地域再生システム論」公開シンポのお知らせ(2008.10.01up)

高知工科大学で「地域再生システム論」公開シンポジウムが開催されます。
テーマは、地域再生へのビジョン、課題、そしてソリューション ~高知からの提案~ です。
この日の後半15:30~のパネル討議パートII(テーマ:地域再生の課題とソリューション)では、神田もパネリストとして登壇します。

日時:平成20年10月13日(月・祝)13:30~18:00
会場:高知工科大学 講堂
受講料:無料
申し込み方法:電話、メール、FAXのいずれかの方法で以下の情報についてご連絡下さい。

参加者氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話
午前中の講義申し込みの有無
懇親会参加の有無(懇親会参加費は1000円、当日会場でお支払い下さい。)

詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kochi-tech.ac.jp/kyomu/topics/chiiki2008/content.html#2

チラシ・地域再生システム論
チラシ・地域再生システム論
チラシ・地域再生システム論シンポジウム(表)
チラシ・地域再生システム論シンポジウム(表)
チラシ・地域再生システム論シンポジウム(裏)
チラシ・地域再生システム論シンポジウム(裏)

是非ご参加下さい。

更新: Kanda /2008年 10月 04日 09時 43分

2008年9月21日 孤島の太陽上映会のお知らせ(2008.07.27up)

柏島の沖に浮かぶ宿毛市沖の島で、保健婦として活動された荒木初子さんのドキュメンタリー映画が放映されます。
関心のある方は是非ご覧下さい。

孤島の太陽上映会&沖の島展示会
– 荒木初子さん没後十周忌 追悼事業 –

孤島の太陽と呼ばれた荒木初子さんに思いをはせてみませんか?

会場:
宿毛文教センター(高知県宿毛市中央2丁目7-14 tel: 0880-63-2618)
孤島の太陽上映会:
多目的ホール 2008年9月21日(1回目AM10:30~ 2回目PM13:30~)
沖の島展示会:
グランドホール 2008年9月20日~21日(AM10:00~PM16:00)
入場無料

主催:
沖の島二世会
後援:
宿毛おたまじゃくしの会、沖の島観光協会、沖の島開発促進協議会、宿毛市
お問合せ先:
宿毛市離島振興係(tel:0880-63-1118)

荒木 初子 (あらき はつこ) 1917 – 1998

大正6年5月10日沖の島弘瀬生まれ。昭和24年、当時医師のいなかった沖の島(鵜来島も兼任)の駐在保健婦として赴任した。戦後当時の沖の島は衛生環境が悪く、乳児死亡率が全国平均の4倍、それに加え風土病として恐れられていたフィラリアが猛威を振るっていた。赴任当初は住民達に保健衛生という観念が理解されなかったが、長年に渡って保健衛生向上に尽力し島の乳児死亡率・フィラリアの発症率低下に多大な貢献をする。昭和42年には保健婦としての18年の功績が認められ、「第一回吉川英治賞」を受賞、荒木さんの半生は「沖ノ島よ、私の愛と献身を」で小説化され、更に「孤島の太陽」(樫山文枝主演)で映画化される事となったが、彼女は志半ばで脳卒中に倒れた。その後はリハビリを続けながら島民達の良き相談相手となった。81歳で死去。彼女の愛と献身の生涯は、島民の記憶の中に今も爽やかな印象を残している。

映画「孤島の太陽」

保健婦荒木初子が沖の島に赴任してから第一回吉川英治賞を受賞するまでを、史実を基に一部フィクションを交え描いた作品。当時大ヒットしたNHK連続テレビ小説「おはなはん」のヒロイン役としてブレイク中の樫山文枝をはじめとする出演者・スタッフ達が沖の島を中心に鵜来島・宿毛市内で約40日にも及ぶ長期ロケを敢行。島内は勿論、本土からも大勢の人々が人気女優をひと目見ようと集まり大騒ぎとなった。島の子供達や住民達もエキストラで多数参加しており、昭和40年初頭当時の集落や築港などの様子、三浦邸での傘鉾や母島の秋祭りなどの伝統行事、更に旧弘瀬小学校の運動会、沖の島航路初の鉄鋼船だった「初代すくも」の雄姿なども見られる貴重な映像資料だ。沖の島の記録映画としても価値が高いがビデオ・DVD化はされておらず、現在では幻の作品となっている。

脚本=千葉茂樹、監督=吉田憲二
出演=樫山文枝 (荒木初子)、勝呂誉 (高岡久平)
芦川いづみ (上村聖恵)、宇野重吉 (門馬医師)、前田吟 (大治郎)
1968年10月公開 配給日活 107分・カラー

当日は沖の島展示会も同時開催。荒木初子さんゆかりの品々や、故郷沖の島に関する写真、沖の島をモチーフにしたアートなどが多数展示されます。

http://www.k5.dion.ne.jp/~blueview/

更新: Kanda /2008年 09月 03日 16時 59分

070828 「土佐の海の環境学」を実施しました

高知大学の集中講義「土佐の海の環境学(柏島の海から考える)I,II」を実施しました。

月日:2007年8月23日-8月28日
場所:高知大学(8/23-24,28)、黒潮実感センター(8/25-27)

そのうち、現地(柏島)では下記を実施しました。

8/25
ガイダンス
柏島踏査
現地講義1 持続可能な「里海」づくり:自然と共存する処方箋(神田)

8/26
シュノーケリング練習と海洋生物観察(竜の浜)
現地講義1 鳥からみた柏島 鯨からみた柏島(山下@空間生態研究所・高橋@高知大学)
座談会 柏島の保全と活性化(パネルディスカッション)
バーベキュー
海洋漂流物調査に関するレクチャー(ビデオ教材)

8/27
トコロテン作り体験
海洋漂流物調査

天候も良く、無事に実施することができました。
ご協力いただいた柏島の皆さま、本当にありがとうございました。

更新: admin /2008年 08月 31日 17時 08分

070823 「土佐の海の環境学」を実施します

高知大学の集中講義「土佐の海の環境学(柏島の海から考える)I,II」を実施します。

月日:2007年8月23日-8月28日
場所:高知大学(8/23-24,28)、黒潮実感センター(8/25-27)

このうち、黒潮実感センターで開催される現地講義2つと座談会では、地元住民や一般の方々にも参加していただきたいと思います。関心のある多数の方々のご参加をお待ちしております。詳細は黒潮実感センターまでご連絡下さい。
TEL:0880-62-8022
E-mail:kuroshio@divers.ne.jp (スタッフ共通)

授業テーマと目的:本講義では、高知県の柏島の海とそれに関わる人間の生活や社会を題材に、広く海の環境問題とその解決策について考えることを通して、海と人間の間の豊かな関係を何かということを実感することを目指す。そのために、座学の講義で自然科学・社会科学の両面から海の環境問題についてアプローチすると共に、実際に柏島の海に触れ、地域住民とコミュニケートするフィールド実習を行い、それぞれが現場から問題を考えていく場を提供す る。 黒潮により強い影響を受ける高知の海は、緯度が高い割にその沿岸域で造礁サンゴ類の発達が顕著である。発達したサンゴ群集 は、魚類をはじめとする海洋生物にとってよい生息場・摂食場所になるため、多様な生物を引き寄せる。高知県西南部にある柏島の海もそのような場所である。 柏島の周辺海域は、広範囲にわたるサンゴの群生がみられるとともに、143科884種もの魚種の生息が確認されている。日本で現在確認されている魚類の 1/4が生息しており、日本一多様な魚類相を誇っていると言っても過言ではない。希少な魚類も多く見られることから、近年この海域はダイビングスポットと して有名になり、県内外から多くのダイバーが訪れるようになった。しかしそれに伴い、海中の生物相が荒廃したり、漁民とダイバー・ダイビング業者の紛争などが頻発したりするなど様々な問題が生じている。 このような形の問題は実は非常にありふれたものであり、世界各地で人の生活や経済活動と自然・ 環境とのコンフリクトが起きている。現地の人たちはもちろん、我々はすべてこの「自然」を元手に生きており、絶対的に自然の利用を禁ずることは問題の解決 にならない。むしろいかにしてこの元手を食いつぶさない形で我々が豊かに生きていくかということこそが問われているのである。 そのためには、我々はまずこの身近な自然について知らなければならないし、どのような形で自然を痛めつけているかを知らなければならない。そして、そのような知見を元に、 自然環境を保全しつつ活用していく新たな社会・経済的な仕組みを構想し、それを実現していくための方法論について考えていくべきであろう。この講義では、自然科学と社会科学の両者を動員して問題を解きほぐすと共に、自らの身をフィールドに置くことによってより実感を持ってこのような課題を考えていく。

授業計画:

「島が丸ごと博物館」柏島の海の魅力(神田)
高知市近郊のサンゴ「礁」とそこに集まる魚たち(山岡)
柏島周辺の魚類(遠藤)
柏島の海にまつわる化学(大谷)
柏島の海をめぐる問題(神田)
柏島の海の法律問題: 権利関係と利用調整(三浦)
ガイダンス/柏島踏査/夜の海辺の生き物観察/海洋漂着物調査(ビーチ・コーミング)
シュノーケリング練習/シュノーケリングによる海洋生物観察/ビデオ視聴とそれに基づく討論
現地講義1 鳥からみた柏島 鯨からみた柏島(山下@空間生態研究所・高橋@高知大学)
現地講義2 持続可能な「里海」づくり:自然と共存する処方箋(神田)
座談会
海業の発想と実践-柏島問題の解決に向けて-(婁)
サンゴの海の経済問題:そのパースペクティブ(新保)
グループ・ディスカッションとプレゼンテーション

担当教官所属:高知大学、神奈川大学、東京海洋大学、黒潮実感センター

履修希望学生に求めるもの:高知県の海の生物や環境、あるいは海と人間・社会との関係に関心のある人、海の研究の面白さを実感したい人。

キーワード:高知県の海, 柏島, 環境, 生態系,造礁サンゴ, サンゴ礁, 魚類相, 形態, 分類,南方系魚類,生物多様性,環境の経済評価, スキューバ・ダイビング, 海の管理と利用調整, 海業, 環境教育, フィールド・ミュージアム, サンゴ食害生物, 摂餌行動刺激物質, トコロテン, 海底地形

更新: admin /2008年 08月 31日 17時 10分

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