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2011.12.05日々の出来事
2011.11.28 大月小学校 カンパチ真水浴学習会
本日、大月小学校5年生が柏島来て、カンパチ真水浴学習会を行いました。子ども達は初体験だそうですが、実は僕も初体験で前日から楽しみにしていました。
朝、柏島に到着した子ども達は、1クラスずつ2隻の船に分かれて、養殖生け簀に向かいます。到着後、作業している船に乗り移り、カンパチの真水浴見学しました。
朝、柏島に到着した子ども達は、1クラスずつ2隻の船に分かれて、養殖生け簀に向かいます。到着後、作業している船に乗り移り、カンパチの真水浴見学しました。
すでに真水浴が始まっており、生け簀内に真水のプールができていて、カンパチが暴れ回っています。子ども達は海に浮かぶ生け簀に乗り移って間近で見せてもらったり、カンパチに触らせてもらったりしていました。男の子達は、カンパチを移す作業のお手伝いです。重いといいながらも楽しそうにやってました。
<真水浴>
真水浴とは、カンパチの皮膚に付いている寄生虫を除去するために行います。柏島では昔から山から流れ落ちる真水を使用しています。海の漁師が山の恵みである真水を活用しているのはすごいことだと思いました。
過去に、センター長の神田さんも、高知新聞くろしお便りに真水浴に関する記事を書いています。是非そちらもご覧下さい。
2008年05月09日(金) 高知新聞夕刊 森の恵み生かす漁師
http://www.orquesta.org/kuroshio/Article/ArticleView.jsp?article_id=165
<寄生虫の正体>
死んだ寄生虫をサンプルとして持ち帰って実体顕微鏡で観察したところ、ブリハダムシ(Benedenia seriolae)の様です。大きい吸盤が一つ、小さい吸盤が二つあり、この吸盤によってカンパチの皮膚に付着しているようです。大きい吸盤の中央には2対の鉤がありました。
投稿: ちー /2011年 12月 05日 16時 17分