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2011.03.17活動報告

高知県の被災者受け入れ情報!(2011.3.17UP)

被災者の方々の高知県への受け入れ
高知県では、今回の地震・津波により被災された方々に対して、公営住宅等(県営住宅、県内の市町村営住宅及び雇用促進住宅等)581戸で受け入れることとしました。
被災された方々の状況に応じて、住宅を始め、当面の暮らしが確保されるよう市町村と連携して支援していきます。

総合窓口
高知県災害対策本部 支援チーム
電話 088-823-9018
詳しくは下記県庁のHPをご覧下さい。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/111301/h22-koho-ukeire.html

投稿: Kanda /2011年 03月 17日 16時 35分

2011.03.17メディア紹介

2011.3.22 NHKラジオビタミン再放送延期のお知らせ(2011.3.17UP)

現在東北関東大震災の関係で延期されることになりました。
また放送される際にはお知らせいたします。

2月22日(火)午前10:05~10:55 NHKラジオ第一・AMラジオ
ラジオビタミン 「ときめきインタビュー」再放送決定!!
http://www.nhk.or.jp/vitamin/

ラジオビタミン
ラジオビタミン

2/14、NHKラジオビタミンの「ときめきインタビュー」という50分間の生放送に出演させていただき、放送中やそのあとからも多くの方からメッセージを頂きました。本当にありがとうございました。
私たちの活動を今回初めてお聞きになった方からのFAXやメールもあれば、もう数十年も前、私が子供の頃お世話になった方、学生時代の同級生など実に多く方からお便りを頂き本当にうれしく思いました。
と同時に改めて全国放送の威力はすごいと思いました。

それで今回、前回分を聞きそびれたという方や、もう一度聞きたいという方からのご要望にNHKが答えてくださり、
来る3月22日(火)午前10:05~10:55 NHKラジオ第一・AMラジオ
にて再放送が決定しました。
前回聞きそびれた方、ぜひお聴き下さい。

更新: Kanda /2011年 03月 17日 10時 17分

2011.03.17活動報告

公共自治体サイトの情報ミラーサイト(IIJ提供)を紹介します(2011.3.17UP)

友人からの紹介で下記のようなサイトが開設されているそうです。D
東北や茨城県、千葉県の情報を見られる際にはご活用下さい。

今まさに被災して苦しんでおられる方々が必要とする情報にネット経由でアクセスする際に、特に市町村のWEBサイトにアクセス集中して閲覧できないという問題が発生しております。
また、御承知の通り、東北および関東では電力危機で計画停電を輪番で行っている次第です。
そのため、関西のクラウド設備を使って、電力に影響なく東北の自治体のトラフィックを関西に逃がすべく、自治体ミラーサイトをエンジニアのボランティア有志で作りました。

御親戚が東北や茨城県、千葉県におられる際にはこちらのミラーサイトをご覧になっていただければ、少しでも東北地方の方々の閲覧負荷が緩和され、東北、関東の電力不足に貢献できますので、ご協力いただければ幸いです。サイトはこちらです。[株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)]
http://cache.iijgio.com/

投稿: Kanda /2011年 03月 17日 10時 15分

2011.03.17活動報告

放射線漏れを感知する、東日本のモニタリングポスト一覧(2011.3.17UP)

友人から下記のサイトを紹介して貰いました。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1103/15/news007.html

福島第1原発3号機の水素爆発事故で深刻な事態が進行しています。
周辺各地にお住まいの方は、どれくらいの放射線が飛んできているか不安に思われていることと思います。
上記のサイトは空気中の放射線量をモニタリングした結果を公表しています。
一つの目安にしていただけましたら幸いです。

投稿: Kanda /2011年 03月 17日 09時 16分

2011.03.17活動報告

“原発被曝防止”マニュアル(石武丈嗣氏 作製)のご紹介!

3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする「東北地方太平洋沖地震」により、多くの命が失われことに対し、深くお悔やみを申しあげます。
また、一人でも多くの方の命が救われるよう、併せて被災に遭われた方々が元の生活を取り戻せるよう、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

現在、二時災害とも言える福島原子力発電所の災害が心配されていますが、
私が所属しているメーリングリストで、
“原発被曝防止”マニュアル(石武丈嗣氏 作製)が紹介されていましたので
転載させていただきます。

ただ、現在の状況では即被爆というような危機的な状況下にはないとの見解もありますので、必要以上に神経質になることはないのかもしれません。
ただ、心構えとして読んでいただければと思います。

完成版パート1
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1688219403&owner_id=12082548
完成版パート2
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1688227108&owner_id=12082548
上記の内容を下記に記します。

このマニュアルは東北地方太平洋沖地震にて、被災してる地域にお住まいで、
実際の“原発の放射能汚染”に悩まれているかもしれないという方に当てて書かれたマニュアルです。

食品と衣類と住居の3つについて、書かせて頂きましたので、参考にしてみてくださいませ。

1、放射線も大丈夫?(食品&栄養素編)
原発が暴走しているので、“放射性物質”を防ぐ具体的な方法を書いていきますね。
皆様は「放射線宿酔」というものをご存知でしょうか? 簡単に言えば、レントゲンを受けた後に起きたりする、嘔吐、全身倦怠などの二日酔いに似た症状ですね。
このことについて、1945年8月9日、長崎に“かの原爆”が投下された。
その爆心地から、たった1.8kmのところで、当時聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士氏は体験上、生理食塩水より少し多めの塩分を含んだ水を飲むとよいということをとっさに思い出し、原爆の放射性物質から体をガードするには、塩が有効であることを推理したことがありました。

その時に作ったみそ汁が、“わかめのみそ汁”だったそうです。
わかめには、ヨウ素が含まれており、“これを多く取る”ことで、放射性物質はある程度“防ぐ”ことが出来ると現代医学で分かっております。
1945年の偉大な博士は、間違っていなかったわけです。

1日に必要なヨード摂取量は0.1ミリグラム、
これは
昆布だし2ミリリットル
昆布の佃煮0.1グラム
ひじき0.3グラム
わかめ・のり1グラム
で充分まかなえます。

逆に“1日3ミリグラム以上”摂取すると“甲状腺障害”をおこすので要注意。
簡単に言えば“癌”です。

特に小さいお子さんがいる方ですと、特に影響を受けますので、食べさせ過ぎに注意が必要かもしれません。
何事もほどほどにです。

これは忘れてはいけないことなので注意しましょう。
多すぎても“害”になるのです。
ただ、少し多めに取ると良いかもしれませんね。
副作用があったとしても。

ちなみに、ヨウ素を体内に取り込むのに手っ取り早い方法は、
ヨウ素剤です。服用のタイミングは、放射性物質に襲われる直前がベストですが、如何せん目に見えないですからね。
ただ、被曝後でも3時間後で50%の効果があるとされています。

原発から半径10キロ以内の自治体では、法令に従って、錠剤のヨウ素剤を備蓄しています。
それ以外の地域では備蓄していないので、前もってインターネットで販売されている物を買いましょう。
小さいお子さん用に、液体状にして飲めるキットも売られています。
ただ、先ほども言ったように“副作用”がありますので、ヨウ素に過敏な体質の人は、錠剤を飲むと発疹などの副作用が現れることがあるので、用量、用法には注意が必要です。

もちろん“飲み過ぎは癌の危険性もあります”

さて、秋月博士の話しに戻りますが、彼の独自の理論。
塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えるという、
彼自身の食養医学によって“塩分を多めに取る” ということを原爆被害にあった患者の方々にしたのです。
すると、どうでしょうか?
そのとき患者の救助にあたったスタッフらに、原爆症の症状が出なかったのです。 普通でしたら、しだいに原爆症の症状が出て、進行してしまうところなのに、彼らはそれからのち、ずっと現実に生き延びていたのです。
不思議でしょうか?
秋月博士はこのことについて、こう語っておられます。

『このことは、私にとって大きなショックであった。
食というものによる、見かけからはなかなかわからない「体質的な強さ」というものの思い価値を知り驚嘆した。
ちょっとした体質のガードが、明らかに生と死を分けているからである。』

博士は人間の体質にとって、“みそ”が実に大切であることを説き、のちにこう語っていらっしゃいます。
『この一部の防御が人間の生死の境において極めて重要なのである。』
そして、防御できたものの“原因”は “みそ”だったのです。

実はいうと、あまり知られてはいませんが、博士の書いた「長崎原爆体験記」(日本図書刊行センター刊「日本の原爆記録」第9巻に所収)という本の英訳版が欧米で出まわり、チェルノブイリ原発事故のあと、ヨーロッパで日本の“みそが爆発的に売れた”ということは日本ではあまり知られていないようです。

ですので、今回の原発騒ぎの時も、 どうやら“みそ”の話ばかりをする方はいらっしゃらなく、“ヨウ素”の話ばかりをされる方がいらっしゃるみたいなので、
せっかくですのでシェアさせていただきますね。

あと、博士がやったことは、“砂糖を控えること”だそうです。
なんでも、“砂糖を禁じたのは、砂糖は造血細胞に対する毒素である”と考えられていたそうです。

これについては、信憑性が若干薄いものの、“試してみられて被爆者を防げた”ということがありますので、試してみられる価値はあります。

そうそう“みそ”を取る際の注意ですが、“インスタントのみそ汁”は効果が薄いので注意してください。

ケミカルな添加物が加えられていない本物の自然醸造の味噌でないと“薬効はありません”
これを“注意”して徹底してください。

ですから、最も効果があるのは “とろろ昆布”や“わかめ”ですね。

それらの“お味噌汁”が最も効果的とも言えるかもしれません。
是非、参考にしてみてくださいませ。

ちなみに、以下に示すのは、「ヨウ素をたくさん含む食品ベスト10」だそうです。 転載ですが、利用してみてくださいませ。

乾燥昆布一切れ1枚1グラム
トロロ昆布大さじ1グラム
乾燥ワカメ5グラム
いわし中2匹96グラム
さば1切れ100グラム
かつお1切れ100グラム
焼き海苔10枚3グラム
ぶり1切れ80グラム
塩鮭1切れ60グラム
寒天1角の半分4グラム

これらと“みそ”の組み合わせということです。

パート2
2、放射能も大丈夫?(外部防御編)

例えばですが、被曝する時というのは、どういうときでしょうか?

簡単に言えば、
ヨウ素の放射性同位元素、例えばI(ヨウ素)131等を飲み込んだ場合とかですが・・・ わかりづらいですね。

もっと簡単に言えば、 放射性物質が、気流に乗って、散布され
“口に入りやすい”ので、“被曝”を引き起こします。

被曝には外部被曝と内部被曝があり、外部被曝に比べて、内部被曝の方が圧倒的に危険です。
ここは非常に重要な点です。
覚えておいて損は無いはずです。
また、内部被曝というのは、“放射性物質を吸い込む”ことで起こります。

つまり、
放射性物質を吸い込まないように“防塵マスク”を付けたり、
それら系統が無ければ、 “ぬれタオル”で鼻や口を塞ぐと良いです。
肌着はなるべく“全身が隠れるもの”
“レインコート”などが良い例でしょうか?
頭はもちろん“帽子”か何かでお守りください。
“手袋”も必要です。
眼には“ゴーグル”です。
それから、案外危険なのが、“傷口”です。
傷口から浸透する場合がありますので、キズバン、包帯等も必須なことも注意しましょう。

また、外に出る際は、風向きにも気をつけましょう。
なるべく風下に入らないことです。

外出時には風向きが危険ですが、最も危険なのは“放射性物質を含む雨”です。
最も危険です。
“絶対に、必ず、直で触れないでください”
まさに小説“黒い雨”状態になりますので、お気をつけてくださいませ。
そして、家に帰った後も注意が必要です。
家に帰った時は、
重要なことは“汚染された衣類を家に持ち込まない”ことです。

これは良く覚えておいて下さい。
下手にすると“家内放射能汚染”状態という笑えない事態になります。

そこで、まずは玄関で汚染された衣類は脱ぎ捨て、
“ビニール袋”、もちろんゴミ袋のようなものでも良いのですが、それに入れて、口を縛りましょう。
あとはシャワーかお風呂にでも入って、 体に付いた放射性物質を落とすのが良いです。
そして、服は再利用したいところですが・・・ 正直言って、諦めましょう。

ですので、放射能汚染が可能性がある地域では、“外に出る時は余程の時だけにしてください”
災害時に辛いかもしれませんが、対策としてはこのようなことが言えるわけです。

3、放射能も大丈夫?(住宅防御編)
仮に放射能汚染の際、 助けられるように家には 1週間は閉じこもるような対策は必要かもしれません。
まず水が一番大切です。
家中の容器に水を汲みましょう。
ペットボトルの水も大量に用意すべきです。
次に、米、麺類です。
単純に日持ちします。

そして、とにかく外気が入るのを防ぎましょう。
換気扇は消しても隙間があいているので、 シートとテープでしっかり隙間を防ぐべきです。
窓のサッシの隙間もテープとシートで防ぐのがよろしいです。
以上となります。

それから、“被災外”支援者マニュアルでも書きましたが、重要なことは“各個人の冷静さ”です。
情報は書かせて頂きましたが、“一番重要なこと”はそこなのです。

如何に情報を知っていても、パニックを起こしている人間は “必ずミス”をします。
些細なミスかもしれませんが、それを先延ばしすることにより、
“大きなミス”になることも現実世界ではよくあることです。
何が必要か?
何をするべきか?
それがわかったとしても、“冷静”に行動をしましょう。

あまりパニくってしまうと、子供たちが怖がって泣いちゃいますよ?(笑)
さて、冗談もほどほどにして、もしかすれば“過剰反応”しすぎの
“原発問題”かもしれませんが、重要なことは多くの方々に“希望”を与え、“安心していただく”こと。

例え、過剰反応の対応だったとしても、
私が出した知識と体験によって、
“希望”と“安心”を持って頂けましたら幸いです。
怖がる必要などありません。
“あなたには我々がついています。
あなたは1人なんかではありません”
それを良く覚えていて欲しいことです。

私の好きな言葉に『思考は現実化する』という言葉があります。
恐怖を抱けば、それらを“引き寄せます” 粒子力学の世界ではある程度、証明できる事柄です。

まずは“希望”と“安心”を抱いてから“行動を起こすこと”
案外、こういったことが重要だと考えている私でした。
この原発問題も早期に片付くことを祈るばかりです・・

以上転載おわり。

更新: Kanda /2011年 03月 17日 09時 08分

2011.03.16メディア紹介

2011.2.14 NHKラジオビタミンに出演(生放送)

ラジオビタミン
ラジオビタミン

2ヶ月前の12/8にNHKラジオビタミンの「にっぽん島めぐり」に電話出演したばかりですが、今回は「ときめきインタビュー」という50分間のコーナーに出演がきまりました。(過去の出演者を見るとメジャーな人が一杯いますねぇ!びっくり!)
今回はNHKラジオセンターのスタジオ入りしての生放送となります。
これまでの黒潮実感センターの活動や、活動にかける想いなどをお話しさせていただきます。
なお、当日曲のリクエストができるのですが、その1曲は昨年作られました柏島のご当地ソング?!「未練かんざし」が流れる予定です。

高知では知らない人はいない、「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うをみた」のフレーズで有名な「よさこい節」ですが、そこに出てくる僧純真とお馬の悲恋物語には実はもう一人お坊さんがいて(慶禅)、その慶禅さんがお馬さんにかんざしを渡したというあまり知られていないエピソードがあるのですが、そのことを2008年1月の高知新聞夕刊の連載で紹介させていただきました(当HPの新聞記事色々参照)。慶禅さんは柏島出身のお坊さんだったのです。
その記事を見て高知県在住の歌手美山 香さんが作詞され、作曲家の先生に曲をつけてもらったのが「未練かんざし」です。

お時間のある方はぜひお聞き下さい。
2月14日(月)午前10:05~10:55 NHKラジオ第一・AMラジオ

なお、この番組は生放送なのでHPから入って質問やメッセージも送ることができるそうです。番組中に紹介されるかもしれません。
http://www.nhk.or.jp/vitamin/

更新: Kanda /2011年 03月 16日 10時 53分

2011.03.11日々の出来事

2011.3.11 東北地方太平洋沖地震

みなさん、ご無事でしょうか。
テレビで各地の被害を見て、言葉がでません。
どうかお気をつけください。

高知県にも津波警報が発令されました。
柏島の方々も高台の小学校へ避難しています。
今のところこちらは大丈夫です。
ご心配してくださり、お電話やご連絡をいただきありがとうございます。

みなさまのご無事をお祈りしています。

きのこ

投稿: きのこ /2011年 03月 11日 18時 16分

2011.03.07スタッフ募集

NPO法人 黒潮実感センター臨時職員募集のお知らせ

NPO法人黒潮実感センター 臨時職員募集のお知らせ
黒潮実感センターでは、龍馬ふるさと推進協議会の観光コンシェルジュ育成業務の受託を受け、臨時職員1名を募集します。

募集人員:臨時職員1名

主な業務:・ 観光客に”おもてなし”の心で接し、高知県の観光地や特産品の情報       の提供及び旅行プランの掲示等広域の観光案内を中心に行う。
・黒潮実感センターの業務
・ 体験学習・環境学習、エコツアー等の参加者指導・補助、企画等
・ 調査・研究の補助
・ 施設管理

業務期間:平成23年4月1日から平成24年3月31日まで

雇用形態:臨時職員

勤務地:高知県柏島
4月、6月(予定)に観光コンシェルジュの研修を受けて貰います。

待遇:就業規則による
月給:16万5千円
社会保険加入、住宅費込み
住宅は確保しています。
休日:月・火(月曜日が祝日の場合は火・水)
時間:原則として8:30~17:30
(昼休憩12:00~13:00)
※勤務時間・休憩時間が前後することもあります。

応募資格:当センターの活動を良く理解し賛同される方
普通自動車免許(AT限定除く)を所有していること
ダイビングライセンス・潜水士・船舶免許所有者優遇
パソコン操作・書類作成ができること

選考:書類審査の後、必要に応じて面接により選考します。

応募方法:以下のものを郵送してください。
1.履歴書
2.作文
応募の動機、自分の思い・考えなど自由に記載。A4で1~3枚程度

募集〆切:平成23年3月25日(金)必着

黒潮実感センターについて
廃校となった旧柏島中学校跡地を大月町からお借りし、事務所としています。
フィールドワーク、デスクワーク等、さまざまな仕事に従事し、
アットホームな雰囲気で活動しています。

スタッフの構成:センター長1名(男性)、事務局員1名(女性)

問い合わせ申し込み先:神田 優(センター長)
特定非営利活動法人黒潮実感センター
〒788-0343 高知県幡多郡大月町柏島625
Tel:0880-62-8022 Fax : 0880-62-8023
mail: kuroshio@divers.ne.jp

※ ご質問等、お気軽にお問い合せ下さい。

元気でやる気のある人の応募を待っています。

投稿: きのこ /2011年 03月 07日 17時 19分

2011.03.02日々の出来事

2011.2.2メノリの口開け(2/2up)

今日、待ちに待ったメノリ(標準和名:オニアマノリ)の口開け(解禁)がありました(8時から11時まで)。

後の浜にはざっと50人ほど
後の浜にはざっと50人ほど

1/21に天気がよければ口開けになるはずでしたが、生憎の風と波で延期。
数日前までは寒波が続いていたのですが、今日やっと風が無くなり暖かくなったので潮のいい(大潮)今日、口開けとなったのです。
今年は寒かったせいもありノリの付きがいいとの情報を得ていたのですが、まあまあの付きでした。それでも後の浜には約50人ほどの島民が思い思いの場所に陣取り8時の開始の合図を待ちました。
私(神田)は柏島に来て12年になりますがこれまでずっと撮影班でしたので掻いたことがありませんでした。ここ数年は漁協の組合員でなければ採ることが出来なかったのですが、今年は島民で組合員、準組合委員以外は500円で鑑札を買えば採れることになったので、今回初挑戦です。
12年間もイメトレはできているので、今日の本番が待ち遠しかったです。
島でお世話になっている亀井さんにメノリの缶(メノリを掻く道具)を借り、増田さんにはメノリを受ける網を作ってもらい準備万端です。
7時過ぎには早めに行ってのりが良く付いている場所をチェック!
いい場所に陣取り
8時!
開始の合図と同時に皆一斉に掻き出しました。

皆一斉に掻き出す
皆一斉に掻き出す

私はウエットスーツを着ていたのですが、掻き出すと体がほてってきて暑くてたまりません。

完全防備で寒さ知らず
完全防備で寒さ知らず

しばらくしてついに我慢できずに上着を脱ぎました。

見ている方が寒そうですが、本人は汗だく
見ている方が寒そうですが、本人は汗だく

メノリ掻きは女性の仕事といわれるように、おばちゃんらは持久戦でずっと掻き続けます。男はすぐにいやになってやめてしまいます。
これ、結構重労働です。
缶を持ってスナップをきかせながらノリを掻き取る右手首の関節と親指の筋肉、それに受ける方の網を持つ手も親指の筋肉が悲鳴を上げます。
うまく網を持っていないと押し寄せる波にせっかく採ったメノリが持って行かれてしまいます。
持久戦でしたが結局1時間半ほど掻き続け終了しました。
結果はルーキーとしては上等でした。

採ったどー!!
採ったどー!!

ご近所の和泉屋のおんちゃん曰く、「こればぁとっちょるのはお前ぐらいよ」とお褒めの言葉を貰い一人満悦。
採ったメノリにはクボといってカサガイの小さいのも一緒に入っているので、海水で洗いながら分けなければいけません。
船に乗って沖に行ききれいな海水で何度も洗いながら選別し持ち帰りました。
後日、日和をみて茅で作った「とま」にひろげて干せば板ノリの出来上がりです。
今回自作の「とま」4枚とノリを掬って広げる自家製のお玉(ホタテ貝で作った)を渡し場の田島のおばちゃんから頂きました。

メノリをお玉ですくって拡げるが結構均等に拡げるのは難しい!
メノリをお玉ですくって拡げるが結構均等に拡げるのは難しい!

今日2/2の午後6時台のRKC高知放送と高知さんさんテレビで、メノリの口開けの様子が流れるそうです。

更新: Kanda /2011年 03月 02日 16時 28分

2011.03.02日々の出来事

2011.2.27 第20回 里海セミナー無事終了!

司会進行役の河﨑さん
司会進行役の河﨑さん

第20回目になる里海セミナー無事終了しました。
島内外から24名の方(すくも湾漁協の理事さん、地元の漁師さん、旅館経営者、大月町議、ダイビングガイド、大月町役場担当者、高知新聞の記者、先日の「はたのうと」の発表者、東京から日本エコツーリズムセンターの方、それと宇和島からのボランティアの方等々)の参加があり、熱心な質疑も行えました。
ご参加下さった方々、ありがとうございました。
参加者の中には山﨑君のご両親や弟さん、元職員の津戸さん(大阪から参加)、そして2/14NHKラジオビタミンの「ときめきインタビュー」で神田の話を聞いてわざわざ参加して下さった老夫婦の方もいらっしゃり、全国放送の影響力に驚くとともに励ましの言葉もいただきうれしく思いました。

山﨑君の発表には後日発表したレジメが欲しいとの声もあり、関心の高さが伺えました。

次回またセミナーを開催しますので、是非多くの方のご参加をお待ちしてます。

里海セミナーで発表する拓郎君
里海セミナーで発表する拓郎君

1.近畿大学農学部水産学科 山﨑 拓郎
「海洋レジャーへの転換とその持続性」
近年、日本の漁業は衰退してきました。そんな中、地域資源を利用した海洋レジャーという新たな産業が成り立ち始めました。しかし海洋レジャーが地産産業と成り得るには、様々な問題があります。そこで、柏島でのダイビングが、地域経済に寄与する為の方法を持続可能という点に主を置き、研究してきた内容を発表しましす。

神田発表
神田発表

2.黒潮実感センター センター長・神田 優
「海の中の森づくり・アオリイカの人工産卵床と藻場再生の取り組みについて」
磯焼けによる藻場減少によって産卵場所が不足している柏島で、アオリイカの資源を増やすべく、ヒノキの間伐材を用いたアオリイカの人工産卵床を設置しています。10年間に及ぶこの活動の成果と、本来の藻場を再生するために現在取り組んでいる活動について報告します。

その晩は島の方に集まって貰い懇親会をしました。
いつも通り大盛り上がりでした。

投稿: Kanda /2011年 03月 02日 14時 51分

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