温帯の環境によく適用した種類で、本州・四国・九州の南岸では最も普通に見られる磯魚のひとつ。産卵期は夏で、群れをつくって中・表層を泳ぎ、産卵・放精する。雌雄の体色差は少ない。
岩礁・サンゴ礁域。青森県今別、新潟県〜九州西岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、伊豆諸島、小笠原諸島、南硫黄島、茨城県鹿島灘〜屋久島の太平洋沿岸、沖縄諸島、南大東島、尖閣諸島;朝鮮半島南岸、済州島、台湾。